宮津青年会議所作成
地域イメージ映像
(2011年作成)

理事長所信

  1. はじめに
  2. 自覚と責任が自らを変える
  3. 共感に繋がる広報
  4. 交流から生まれる新たな世界
  5. 未来を共に創る仲間
  6. むすびに
宮津青年会議所 第52代理事長 今井浩助
宮津青年会議所 第52代理事長 今井浩助

 はじめに

 多くの人と出会い、多くのことを教わり、憧れの背中を追いかけて自分に与えて頂いた役職をただただ全力で取り組んでいた。苦しい時は言わずとも支えてくれて、達成した時は共に涙を流しながら喜びを分かち合った。それができたのは、いつも傍に仲間がいたからであり、そこが青年会議所だからだ。

 入会の目的は皆それぞれ違うが、活動をしていくと自らの意識をも変革させられ、同じ理念に向かう同志となる。皆の力を最大限発揮できれば、まちの未来も変えることができる。だからこそ、青年会議所はこのまちに必要不可欠な存在であり、未来を創ることができる人を一人でも多く増やし、一人ひとりが自覚と責任を持って成長しなければならない。

 青年会議所は、青年という限られた時間の中で、成功も失敗も繰り返しながら未来を創る人に成長することができる。失敗があるから成長し、困難があるから乗り越えた先に新たな景色が広がる。まちの現状を理解し、課題の本質を見極める英知と、課題解決に真っ向から立ち向かえる勇気と、本気でまちを変えようとする青年の情熱を持って行動することで、未来は大きく変化する。

 自覚と責任が自らを変える

 青年会議所には自らが成長できる機会が数多くあるが、入会しているだけでは何も得ることはできない。自らの意思により成長したいかどうか選択できる。成長を望む道を選べば必ず試練が訪れ、立ち向かう者が成長できる。自らの成長の為に、一歩踏み出し挑戦する道を選んでほしい。

 一人ひとりが青年会議所の一員であることを自覚し、責任を持って自らに与えられた役職を全うすることで、個の力は高まり、団結すれば何事にも立ち向かえる強い組織となる。多くの知識を得ながら自らの行動で経験を積み、成長できる機会に率先して参加し、互いに刺激し合いながら成長しよう。

 自覚と責任が自らを律し、成長に繋がる道を選択できる人となろう。

 共感に繋がる広報

 対外広報では、ホームページやSNSを活用し、我々の活動は手軽に誰でも発信できるようになった。それと同時に、膨大な情報が発信される現代において、興味や関心を持ってもらえる戦略的な広報計画が無ければ人の目にすら留まりにくいのが現状である。青年会議所の存在意義や、活動の本質を理解し、住民にさらなる理解と共感を得る為に、あらゆる情報発信の方法や内容を調査・研究し、効果的かつ共感に繋がる情報発信をしよう。

 対内広報では、先輩諸兄や会員に活動情報を共有している。近年対内広報は、その場の出来事と今後の事業告知が多くなり、日々の活動状況や事業への想い等共有しなければならない内容が希薄化し、縦と横の繋がりを活かしきれていない。会の繋がりを意識した効果的な対内広報に努めよう。

 地域からの信頼と拡大に繋がる共感を得られる広報をしよう。

 交流から生まれる新たな世界

 先輩諸兄が築き上げてこられた大松山國際青年商會との姉妹締結は31年を迎えた。互いの会員が変わろうとも、交流の歴史と友情は変わることなく受け継がれている。国際交流は、広い世界を知ることで自らを見つめ直す機会となり、国際的な視野を持てる大きな成長の機会である。そして、互いの文化を受け止めることで相互理解が生まれ、国境を越えた友情が育まれる経験を、多くの会員で共有しよう。

 宮津青年会議所を卒業された数多くの先輩諸兄は、自らの仕事やまちの発展の為に現在もなお尽力されている。先輩諸兄と現役会員の交流によって得られる情報や人としての繋がりは、今後の活動や仕事、日々の行動に大きな気付きを与えてくれる貴重な機会である。また、出向で出会い共に切磋琢磨した仲間や、外部事業で出会った仲間は人生で大きな財産となる。会員同士で声を掛け合い人との繋がりの機会を共有しよう。

 交流によって、自らの新たな世界が開かれる。

 未来を共に創る仲間

 青年会議所に入会する前と入会後では、どのような変化があっただろうか。一人ひとり入会の目的は違うが、活動をすることによって青年会議所に対する考え方に変化があったのではないだろうか。いつの時代も未来を切り拓いてきたのは青年であり、我々青年は想いを受け継ぎ次世代へと繋げていかなればならない。その為にも多くの同志が必要であり、会員拡大は未来を創る力とも言える。

 同志と呼べる仲間はかけがえのない存在であり、何事も助け合い切磋琢磨できる大きな力である。青年会議所の本質を知り、このまちにとって必要な青年団体である誇りを持ち語ることができれば、必ず共感する仲間は増える。その為にも全員体制で会員拡大に取り組もう。

 未来を共に創る仲間を増やす為に、会員拡大を全力でしよう。

 むすびに

 今の青年が動きを止めれば、必ず世の中の動きも止まる。我々は常に未来を見据え、目標を立て、調査・研究を繰り返し、挑戦し続ける必要がある。失敗を恐れて挑戦しないのは誰の為にもならない、それは青年会議所ではない。自分が変われば周りが変わる、周りが変われば地域が変わる、地域が変われば未来が変わる。いかなる時も仲間と共に分かち合い、全力で活動し、誇りに思える生き様を刻もう。そして、その先にある未来を共に生きてみよう。

 できるかできないかではなく、やるかやらないか。青年会議所で多くの知識を得て、経験をして、全力で行動してみよう。まちの未来も変えることができる青年会議所に誇りを持ち、仲間と共に未来を切り拓こう。それぞれの大切なものを守る為に。

何事も全力でやろう。
どんな時も仲間と共に分かち合おう。
自らの成長が未来を創る力となる。


一般社団法人宮津青年会議所 2019年度基本方針
「基本理念」
自らの成長が未来を創る ~青年の使命に全力で立ち向かえ~

基本方針

  1. 何事にも全力で挑戦しよう
  2. 未来を変える為に自らを変えよう
  3. 自らの力を未来の為に使おう

 

事業計画

  1. 個の力を集結させた組織強化と規律ある組織運営
  2. 共感を持てる効果的な情報発信
  3. 姉妹JCや先輩諸兄、各地会員会議所、他団体との積極的な交流
  4. 未来を創る同志を増やす会員拡大と新入会員育成
  5. 共に意識を高め合う連携・組織強化
  6. 未来に向けた調査・研究、必要事項の企画・実施
  7. 会員の成長に繋がる調査・研究、必要事項の企画・実施
  8. 公益社団法人日本青年会議所、近畿地区協議会、京都ブロック協議会が主催する事業への積極的な参加

 

委員会事業計画

【総務広報委員会】

  • 共感を持てる効果的な情報発信の実施
  • 活動を広める内外広報誌の企画・発行
  • 通常総会及び臨時総会の実施
  • 未来の為の会員拡大の先導・実施
  • 卒業式の実施
  • 未来に向けた調査・研究、必要事項の企画・実施
  • 会員の成長に繋がる調査・研究、必要事項の企画・実施
  • 組織強化・自己成長の為の全力活動

【交流実践委員会】

  • 姉妹JC公式訪問の実施
  • メモリアルデーの実施
  • 姉妹JCホームステイの企画・実施
  • 姉妹JCとの交流に関する事項の支援・実施
  • 絵画交換事業の実施
  • 対内外事業への参加を促す出席奨励
  • 未来の為の会員拡大の実施
  • 未来に向けた調査・研究、必要事項の企画・実施
  • 会員の成長に繋がる調査・研究、必要事項の企画・実施
  • 組織強化・自己成長の為の全力活動

【事務局】

  • 新年互礼会の実施
  • FTセミナーの実施
  • 各種資料や議事録作成・会議設営
  • 組織強化に繋がる組織運営
  • 3分間スピーチの実施
  • 防災や各種案内に関する連絡窓口
  • 組織の財務管理
  • 対内外事業への参加を促す出席奨励
  • 未来の為の会員拡大の実施
  • 未来に向けた調査・研究、必要事項の企画・実施
  • 会員の成長に繋がる調査・研究、必要事項の企画・実施
  • 組織強化・自己成長の為の全力活動