宮津青年会議所作成
地域イメージ映像
(2011年作成)

理事長所信

  1. はじめに
  2. 未来につながる会員拡大の実施
  3. 人任せにしないまちづくり
  4. 創立55周年 にむけて
  5. 交流からつながる強固な絆と成長
  6. むすびに
宮津青年会議所 第54代理事長 山﨑道哉
宮津青年会議所 第54代理事長 山﨑道哉

 はじめに

 新型コロナウイルスの世界的な流行により、我々の生活は一変した。圧倒的な脅威を前にして、仕事やプライベート、そしてJC活動においても様々な制限をされ、非常に息苦しい時代となった。こういった混乱の中でも青年会議所のメンバーはこの危機を自分事として捉え、いち早く決断と対応を行い、自社やこの組織の維持・存続の為に活発に行動を示してきた。まさにJC宣言文の中にある「青年会議所は混沌という未知の可能性を切り拓き」を若い力で以って体現してきたといえる。

 よくJCの1年は航海に例えられる。本年度の船出は厳しい雷雨の中かもしれないが、我々はどのような苦境の中でも「明るい豊かな社会の実現」の為、JAYCEEとして歩みを止めるわけにはいかない。理念達成の為、どんな時代であっても歩みを止めず進む決意を持つ時である。

 未来につながる会員拡大の実施

 会員拡大とは、この組織が生み出す成長の機会を通じてこのまちを良くしようという想いを持った、まちの財産である「人財」を一人でも多く増やすことである。

 少子高齢化、人口流出に起因した会員数の減少は全国のLOMで大きな問題として取り上げられ宮津青年会議所も例外ではない。まずは、改めて会員拡大の必要性と重要性の理解をLOM全体の課題として意識し共有する必要がある。

 メンバーそれぞれが考える活動の意味、そして活動の持つ可能性を理解し、活動に対する熱い想いを語ることが出来るようになろう。そうすれば、きっと共感を生み我々の活動に賛同してくれる人たちが増えていくはずである。

メンバー一人ひとりが活動の可能性を信じ、会員拡大につなげていこう。

 人任せにしないまちづくり

 我々の活動の根幹は地域の為である。地域の為のとなる活動をするには、地域の現状を知らなくてはならない。このまちは少子高齢化、人口減少、地域経済の低迷等様々な課題を抱えているが、今地域にとって必要な事は何なのかをしっかり把握する必要がある。

 まちづくり活動を行っていくうえで、我々JCが担うべき重要な役割の一つは問題提起であると考えている。根拠をもって現実的な課題を洗い出し、地域の現状を十分理解しながら、青年らしい柔軟な発想・切り口で地域課題にアプローチしていこう。それが地域に波及・浸透することで、課題解決に向けての大きな力となっていく。

 「自分たちのまちは自分たちがつくる」という自覚を持ってまちづくりを進めていこう。

 創立55周年にむけて

宮津JCは2022年に創立55周年を迎える。創始より「宮津・与謝はひとつ」の理念の下、54年目を迎える今でもメンバー同志が同じ景色を見て、同じ志をいだき、「明るい豊かな社会の実現」の達成に向かって行動している。先輩諸兄の並々ならぬ努力により、半世紀を超えてこの地域で活動してこられたことに改めて感謝し、素晴らしき歴史をこれからも引き継いでいかなければならない。その為にも会員の士気を高揚し組織が改めて一丸となる必要がある。

宮津JCの歴史を次世代へと継承していけるよう、使命感をもって55周年に向けての準備を進めていこう。

 交流からつながる強固な絆と成長

 青年会議所活動をしていく上で各団体との連携は非常に重要となってくる。長きにわたり深めてきた各団体との関係性を保ちつつ、互いに連携し協力し合うことで、地域や人とのつながりがより深いものとなり、組織としてより大きな力を発揮出来る。

 また、青年会議所では自己の成長を望めば常に得ることが出来る。出向を初め、様々な事業に参加することでLOMメンバー以外の方々とも多くの交流を深めることが出来、新たな学びや気づきを得る機会となる。

 様々な事業に積極的に参加することで、成長のチャンスを自ら掴み取り、多くの方々との交流を通じてつながりを深め、そこで得た経験をこの地域へと活かしていこう。

 むすびに

 今日という日は明日という不確実性に方向を与える。

 間違えてもいい、いま自分たちがこのまちの未来の為に何が必要で、何をすべきかを考え、未来が明るくなる活動をしていこう。誰もが経験をしたことがない状況下で、全ての人が納得出来る答えを導き出すのは難しいかもしれないが、メンバー同士で話し合いをしながら答えに近づいていこうという形こそ、JCとしての本質である。

 まちの事を想い行動をし続けていれば、必ずまちの未来は明るい方向に進んでいく。時代のせいにせず、この時代に向き合い行動していけばそれぞれの自信や成長へと必ずつながっていく。

 誰かがやってくれるという考えを捨て、自分たちが動かなければという決意をもってJC活動に邁進していこう。


一般社団法人宮津青年会議所 2021年度基本方針
「基本理念」
雷雨決行  ~我々がやらねば、誰がやる~

基本方針

  1. ①未来につながる会員拡大
    1. 我々の活動が持つ可能性を考える活動
    2. 同じ志をもてる人財の確保
  2. ②人任せにしないまちづくり
    1. まちの現状を理解し問題を見極める活動
    2. 課題解決のためのまちづくり活動

 

事業計画

  1. 未来につながる会員拡大の実施
  2. 人任せにしないまちづくり事業
  3. 創立55周年にむけての準備
  4. 他団体や地域の関係者との交流・会員拡大
  5. 他団体や地域の関係者との交流・会員拡大
  6. 公益社団法人日本青年会議所、近畿地区協議会、京都ブロック協議会が主催する事業への参加

 

委員会事業計画

【会員拡大委員会】

  • 未来につながる会員拡大の実施
  • 我々の活動が持つ可能性を考える活動
  • FTセミナーの実施
  • はまなすの発行
  • 出席奨励

【まちのため委員会】

  • 人任せにしないまちづくり事業の実施
  • 会員拡大の実施
  • 出席奨励

【創立55周年準備室】

  • 創立55周年に向けた準備
  • 創立55周年に向けて会員の士気を鼓舞する取組
  • メモリアルデー企画・運営の実施
  • 出席奨励

【事務局】

  • 通常総会の準備・実施
  • 臨時総会の準備・実施
  • 年初HPの立ち上げの実施
  • 新年互礼会の実施
  • 卒業式・褒賞授与式の企画・実施
  • 各種資料の作成・管理
  • 各種議事録の取りまとめ・管理
  • 3分間スピーチの実施
  • 他団体と各種連絡・調整・管理
  • 出席奨励

【財務局】

  • 適切な財務管理の実施