宮津青年会議所作成
地域イメージ映像
(2011年作成)

委員会方針

   
ひと・まちづくり委員会
委員長 小山 拓也

委員長 小山 拓也

 少子高齢化、人口減少に起因した、空き家の増加は全国的に大きな課題となっています。 それは我々の住まう宮津・与謝地域においても例外ではありません。 まちづくりを行っていくうえで指針となる宮津、与謝野町の総合計画をもとに我々青年会議所は、 まちの課題解決に向けて行動をおこすことが必要であると考えます。

 2年前から空き家の増加という地域課題に対して行政と一緒に議論を重ね、昨年度は宮津天橋高等学校建築科の生徒と空き家改修に関するワークショップを行いました。 本年度はそれらを踏まえ実際に宮津天橋高等学校建築科の生徒と一緒に設計、施工を行います。

 具体的には天橋立松並木内にある空き家物件を人々が集い、まちの発展に繋がるような店舗へと改修します。 その際、「共創」と「地域資源の利活用」いうテーマのもと、改修工事を宮津天橋高等学校建築科の生徒や地域住民の方と行い、 また、竹の有効活用や不要とされている牡蠣殻を建築資材として利活用いたします。

 本年度の活動を通じ、地域課題解決の重要性を伝えると共に、空き家自体を不要なものではなく、 有効な活用方法を見出すことが出来れば、地域資源として十分に可能性のあるものだと感じていただける契機となると考えます。 そして、空き家の増加という課題だけではなく、様々な地域課題に対し、まずは自分事として向き合うことが大切だという意識を醸成できる一助となると考えます。 このような活動を宮津JCが行うことによって、地域住民ひとり一人の意識を変えてくことが出来れば、地域の力を高め、明るい豊かな未来に繋がるものと確信しています。